[図1]
FFクリーナー
高圧水ノズルの摺動による均一なワイヤー洗浄によって、製品品質の向上とコストダウンを実現した洗浄装置。
従来の摺動シャワー装置による
ワイヤー洗浄では大量の洗浄水を必要とする為に、コスト増のみならずミストによる周辺環境の悪化の問題があります。また、洗浄水圧を上げる事により、飛散の問題も発生します。
そこで、エアーカーテンと高圧水ノズルを備えた洗浄ヘッドがワイヤー上を往復する事で洗浄を行う事により、洗浄力の強化とコストダウン、周辺環境の改善を達成する事が出来ました。
また、ワイヤーの種類や設置位置に応じて洗浄ヘッドの形状を3種類選択する事ができ、より柔軟で最適な洗浄が可能となりました。
●ワイヤーの高圧洗浄
●ワイヤーの適切な洗浄による、製品品質の向上
●洗浄水の適切な回収による、周辺環境の改善
●洗浄水の削減によるコストダウン
●
カンチレバー方式のブラケット採用
●抄
紙機運転中にもメンテナンスを可能とするウォッシュキャビン機構
●タッチパネル式操作盤による柔軟な設定
●全ての購入品を国内手配可能品とし、全ての部品を自社製造した純国産
洗浄装置
①洗浄ヘッド(貫通型)
②ウォッシュキャビン
③カンチレバー式ブラケット
貫通型洗浄ヘッド:
ワイヤーの密度が荒い場合や、ロール周辺の設置スペースが狭い場合に最適な洗浄方法である。
洗浄方法:高圧水がワイヤーを貫通して異物を掻き出す。
回収方法:エアーカーテンによって異物はロールへと導かれ、ドクターによって排出される。
反射・落下型洗浄ヘッド:
ワイヤーの密度が細かく、ロール径が小さい場合や下向きに回収可能な場合などに最適な洗浄方法である。
洗浄方法:ロールを背にしたワイヤーに高圧水を当てて異物を掻き出す。
回収方法:反射した洗浄水と異物はエアーカーテンによって外部へ飛散する事なくセボールへと導かれる。
反射・吸引型洗浄ヘッド:
ワイヤーの密度が細かく、ロール径が大きい場合や上向きに回収する場合などに最適な洗浄方法である。
洗浄方法:ロールを背にしたワイヤーに高圧水を当てて異物を掻き出す。
回収方法:反射した洗浄水と異物は吸引エアーによってあます事なくセボールへと回収される。
洗浄用スプレーノズル