
[図1]
HYP ハイパーセル
フローテーションにより、古紙原料内のインクを除去する脱墨装置

ハイパーセルは、古
紙原料からインクを取り除いて、白いパルプにするための
脱墨装置です。
ハイパーセルのタンク内では、古紙原料と微細な気泡を接触させることにより、気泡がインクを捕え、気泡と一緒に浮上させて、
古紙原料からインクを取り除きます。
ハイパーセルは約15~20分と従来型フローテーターと比較して非常に長い原料滞留時間で設計されています。このため、原料白色度の上昇率、インキ除去効率といったフローテーション効果は従来型のどのようなフローテーターよりもはるかに高いパーフォーマンスをしめします。

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脱墨古紙工程のインク除去
●ホットディスパージョンシステム後の微細異物除去
●ろ液浄化(ろ液フローテーション)

●G/L値( (エアー容積量/液体容積量)の高い「強制給気型」フローテーター
●安定した回流とエアーレーションチャンスにより、原料と気泡の接触時間の向上
●原料と気泡の接触向上による能力向上と
省エネ対応
●現地工事とメンテナンス性の向上

①原料入口
②原料出口
③高速回転タービン
④原料戻しスクリュー
⑤エアー供給管
HYP05
・内容積:5 m3
・設備動力: 7.5kW×1台
HYP10
・内容積:10 m3
・設備動力: 15kW×1台
HYP25
・内容積:25 m3
・設備動力: 22kW×1台
HYP50
・内容積:50 m3
・設備動力: 22kW×2台
HYP65
・内容積:65 m3
・設備動力: 22kW×2台
その他純正消耗品
