Pulp-POMp

図1
[図1]

図2
パルププラントでの泡・石鹸除去試験[図2]

POM Technology社の脱気装置に関する技術・経験を基に、AIKAWA Groupがプロデュースする遠心分離式脱泡装置



■製品概要

Pulp-POMp はPOM Technology社が開発したPOM Compact Wet End Systemでシステムの中核をなす脱気装置POMp Degasserの技術、経験を基にAIKAWA Group がプロデュースする遠心分離式泡(Foam)除去装置です。
パルププラントにおいては泡除去によりパルプ洗浄装置の効率を高め、不要な希釈によるエアバポレーターへの負担を軽減します。また、リグニン由来の石鹸分を泡と共に排出し、過剰な循環を防止することでプロセスの安定化、清浄化を図ります。
DIPプラントにおいてはフローテーター(脱墨)後の原料の搬送ポンプとして使用し、脱気による後段シックナーの規模を大きく削減できます。また、2次フローテーター(脱墨)へのフロス(インキ成分、微細な繊維及び無機薬品)搬送ポンプとして使用することで泡と共にインク、微細粘着異物を系外に排出すると同時に、2次フローテーター(脱墨)でのエアーレーション効果を高めます。

<用途>
●パルププラント
1.泡除去によるパルプ洗浄装置の効率向上
2.エバポレーターの効率向上、汚れ防止
3.過剰な石鹸分の除去によるプロセスの安定化と系内の清浄化

●DIPプラント
1.フローテーター(脱墨)後の原料脱気によるシックナーの効率向上
2.フロス(インキ成分、微細な繊維及び無機薬品)からのインク、微細粘着異物除去
3.2次フローテーター(脱墨)でのエアレーション効率向上

その他のPOM&コンパクトウェットエンドシステム
≫ POMウェットエンドシステム

⇒製品のご案内へ戻る